しょうがの基本
しょうがとは
しょうがは、9~10月頃(新しょうがは6〜8月頃)に旬を迎えます。血流を促進する作用があるジンゲロール(加熱・乾燥によってショウガオールに変化する)が豊富に含まれている野菜です。
【美味しいしょうがの選び方】
・皮に傷がなく、しなびていないもの
・ふっくらと大きく、重みのあるもの
・新しょうがは、色が白っぽくツヤがあり、みずみずしいもの
皮のむき方
包丁の場合
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1.使う分の大きさに切ったしょうがを持ちながら、平らな部分から繊維にそってむく。
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2.でこぼこしている部分もむく。
※包丁でむくと皮が厚くなりすぎるので注意してください。
スプーンの場合
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使う分の大きさに切ったしょうがを持ちながら、スプーンのフチでこそげ取るようにむく。
アルミホイルの場合
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使う分の大きさに切ったしょうがを持ちながら、くしゃくしゃに丸めたアルミホイルで、軽くこするようにむく。
切り方
薄切り
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端からお好みの薄さで切る。
※繊維に沿って切るとしっかりとした食感になり歯ごたえを楽しむことができます。繊維に対して垂直に切るとやわらかい食感になります。
千切り
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1.繊維に沿って端から1~2mm幅に切る。
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2.切ったしょうがをずらしておき、端から1~2mmの細切りにする。
針しょうが
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1.千切りと同じ切り方で、1mm以下の細さに切る。
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2.水を張ったボウルに入れ、10分ほど水にさらし、パリッとさせる。
動画でもわかりやすく解説
みじん切り
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千切りにしたしょうがを、90度回転させ横向きにし、端から細かく刻む。
保存方法
常温保存する場合
夏場は室温が高すぎて常温保存にはむかず、室温が10℃~15℃くらいの冬場であれば常温保存出来ます。
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1.しょうがを1つずつ、湿らした新聞紙で包む。
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2.カゴやザルなどに入れて、風通しの良い冷暗所で保存する。(日持ち:約2週間)
※使用するたびに新聞紙を取り換えましょう。
冷蔵保存する場合
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1.しょうがの表面を洗って汚れを落とす。
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2.丸ごと、または一片分にカットし、水を張った保存容器に入れフタをして、野菜室で保存する。(日持ち:約1ヶ月)
※1週間ごとに水を替え、使うときは水に浸かっていたカット面は切り落として使いましょう。
冷凍保存する場合
しょうがは冷凍保存すると繊維が壊れるため、しっかりとした食感は失われます。
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1.しょうがを水洗いして水気を拭き取り、使いやすい状態に切る。
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2.小分けにしてラップで包み、冷凍用の保存袋に入れ、冷凍保存する。(日持ち:約1ヶ月)