手羽の基本
手羽とは
鶏の翼の部分の肉は手羽と呼ばれ、それがさらに手羽先、手羽中、手羽元と3つの部位に分けられます。
手羽先、手羽中、手羽元の違い
手羽先とは
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手羽先とは、翼の先の部分で関節があり、くの字のような見た目が特徴的です。 コラーゲンが多く含まれています。
手羽中とは
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手羽中とは、手羽先の関節から先端部分を除いた部分です。 適度に脂が乗った柔らかい肉質が特徴です。
手羽元とは
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手羽元とは、翼の根元部分で、ふっくらとしたボリュームのある見た目が特徴的です。 手羽の中で1番脂質やカロリーが少なく、タンパク質は手羽先よりわずかに多く含まれています。
下ごしらえ
切り込みを入れる
切り込みを入れると、味がしみやすく、火の通りが良くなります!
【手羽先】 | 【手羽中】 | 【手羽元】 |
1.骨の横に沿って2本切り込みを入れる。 |
手羽先の骨の抜き方
手羽先の手羽中の部分の骨を抜くことで、食べやすくなります。
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1.くの字になっている部分の関節をはずすように反対側に折り曲げる。
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2.細い骨と太い骨の間(靱帯)をハサミで切り、細い骨に沿って周りに切り込みを入れる。
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3.細い骨をもち、ねじりながら引き抜く。
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4.太い骨に沿って、ハサミで周りに切り込みを入れる。
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5.太い骨を持ち、ねじりながら引き抜く。
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6.できあがりはこちら。
動画でもわかりやすく解説
手羽元の茹で方
下茹でをすると骨髄液が出にくくなり、より美味しい手羽元になります。
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1.骨に沿って切り込みを入れる。
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2.ドリップ(水分)をキッチンペーパーで拭き取る。
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3.鍋に手羽元と浸かるくらいの水を入れ、中火で15分加熱する。
※長ネギの青い部分やしょうが、酒を入れるとより臭みを和らげることができます。 -
4.水に取り、触れるくらいになったら、1本ずつアクや血の塊を取っていく。
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5.キッチンペーパーで水気を拭き取る。
保存方法
冷凍保存する場合
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1.手羽元(手羽先、手羽中)の骨に沿って切り込みを入れる。
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2.手羽元(手羽先、手羽中)に酒を振ってしばらく置く。
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3.キッチンペーパーで水分を拭き取る。
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4.小分けにし重ならないようにラップで包み、冷凍用の保存袋に入れ、冷凍保存する。(日持ち:約3週間)