トマトの基本
トマトとは
トマトは、リコピン、ビタミンC、カリウム、食物繊維が豊富に含まれている緑黄色野菜です。夏が旬だと思われがちですが、実は春から初夏、秋から初冬に旬を迎えます。
【美味しいトマトの選び方】
・皮に色ムラがなく、ツヤとハリのあるもの
・ヘタが濃い緑色で、新鮮なもの
・ずっしり重みのあるもの
下ごしらえ
湯むき
-
1.トマトの中央に浅く十字の切り込みを入れる。
-
2.小鍋にたっぷりのお湯を沸かし、トマトを10~20秒ほど(皮が少しはがれてくるまで)つける。
※トマト全体がつかっていない場合は、途中で裏返す。 -
3.冷水に取る。
-
4.手で皮をむく。
直火むき
お湯を沸かす時間がなかったり、1個だけむきたいときに便利です。
-
1.トマトのヘタの部分にフォークを刺す。
-
2.フォークを持ち、角度や向きを変えながら、まんべんなく火にかける。
-
3.冷水に取る。
-
4.手で皮をむく。
種の取り方
トマトの種を取ることで、料理に余分な水分が入らず、味が薄まりづらくなります。
-
1.包丁でヘタをくり抜き、横半分に切る。
-
2.スプーンなどで種を取り除く。
切り方
ホールトマト缶とカットトマト缶の違い
ホールトマト缶
-
ホールトマト缶は、生のトマトを丸ごと加熱して水煮にしたものです。果肉の甘みと種の酸味が入り交じっているのが特徴です。加熱するとうまみが増すので、潰して煮込むスープやトマトソース、カレーなどにおすすめです。
カットトマト缶
-
カットトマト缶は、角切りにしたトマトを水煮にしたものです。酸味は控えめで、果肉がしっかりしているのが特徴です。あまり煮込まず、温める程度で使うミネストローネなどにおすすめです。また、そのままでも食べられるため、サラダやドレッシング、冷製パスタにも使えます。
保存方法
常温保存する場合
完熟していないトマトは常温保存で追熟させよう。
-
キッチンペーパーで包み、冷暗所でヘタ側を下にして保存する。(日持ち:2~3日)
※適温は15~25℃くらい。
冷蔵保存する場合
完熟したトマトは、冷蔵保存しよう。
-
1.キッチンペーパーで包む。
-
2.ポリ袋に入れ、野菜室で保存する。(日持ち:約7~10日)
※このとき、ヘタ側を下にして保存する。 -
【ミニトマトの場合】
ヘタを取って洗い、キッチンペーパーで水気を取る。保存容器にキッチンペーパーを敷き、並べる。上からキッチンペーパーをかぶせ、フタをし野菜室で保存する。(日持ち:約7~10日)
冷凍保存する場合(丸ごと保存)
丸ごと冷凍すると、水に浸けるだけで皮がむけるので、とても便利です!
-
1.包丁でヘタをくり抜く。
-
2.ラップで包み、冷凍用の保存袋に入れ冷凍保存する。(日持ち:約2ヶ月)
-
【ミニトマトの場合】
ヘタを取って洗い、キッチンペーパーで水気を取る。冷凍用の保存袋に入れ、冷凍保存する。(日持ち:約1ヶ月)
冷凍保存する場合(カットしてから保存)
-
1.ヘタを取り除き、角切りにする。
-
2.重ならないよう、冷凍用の保存袋に入れ、しっかり空気を抜き平らにし、冷凍保存する。(日持ち:約1ヶ月)