鶏ささみの基本
鶏ささみとは
鶏ささみとは、鶏むね肉の一部です。肉質はやわらかく、たんぱく質を多く含んで脂肪が少なく、あっさりした味わいです。ビタミンAやビタミンB群を豊富に含んでいます。
【美味しい鶏ささみの選び方】
・表面にツヤがあり、キレイなピンク色をしているもの
・ドリップが出ていなくて、ふっくらとした厚みがあるもの
筋の取り方
生の場合
ささみには1本の筋が通っており、残っていると口当たりが悪くなるため、取り除いたほうがいいでしょう。
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1.白い筋の両側に半分ほど、筋に沿うように浅く切り込みを入れる。
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2.筋が下になるようにささみを裏返し、筋の端を手で持ち、身と筋の間に包丁の背の部分を当てる。
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3.包丁を小さく上下に動かしながら、ゆっくり丁寧にスライドさせる。
動画でもわかりやすく解説
加熱してから取る場合(電子レンジ)
火を通した後に筋取りをするときは、包丁を使わず、手で取れます!
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1.鶏ささみにフォークで穴をあける。
※加熱した際に破裂するのを防ぎます。 -
2.耐熱皿に並べ、塩(ひとつまみ程度)と酒(小さじ1)をまぶす。
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3.ふんわりとラップをかぶせ、電子レンジ(600W)で50秒加熱する。
※2本の場合は1分40秒、3本の場合は2分30秒加熱する。
【ポイント】途中で1度ひっくり返すとムラをおさえ、しっとり柔らかく仕上がります! -
4.ラップをしたまま粗熱が取れるまで置いておく。
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5.粗熱が取れたら、手でお好みの大きさに裂きながら硬い筋を取る。
※裂いているとき、ピンク色(生)の部分が出てきたら、様子を見ながら10秒ずつ加熱していきます。
加熱してから取る場合(茹でる)
火を通した後に筋取りをするときは、包丁を使わず、手で取れます!
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1.お湯を500ml程沸かした鍋に、塩(小さじ1)と酒(大さじ1)、ささみ肉を入れ、中火で再沸騰させる。
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2.再沸騰したら、火を止め、蓋をして10分ほど蒸らす。
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3.中まで火が通ったら、取り出して粗熱を取る。
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4.粗熱が取れたら、手でお好みの大きさに裂きながら硬い筋を取る。
開き方
観音開き
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1.中心(筋を取り除いた部分)に縦に半分程の深さまで切れ目を入れる。
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2.中心部分から左右に包丁を寝かせて切り込みを入れ、開く。
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3.できあがりはこちら。
動画でもわかりやすく解説
保存方法
冷凍保存する場合(生のまま保存)
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1.筋を取ったささみ肉に酒を振ってしばらく置く。
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2.キッチンペーパーで水分を拭き取る。
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3.1本ずつラップでしっかり包み、冷凍用の保存袋に入れ、冷凍保存する。(日持ち:約3週間)
冷凍保存する場合(加熱して保存)
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1.上記「加熱してから筋を取る場合」を参照し、加熱して裂きながら筋を取る。
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2.小分けにしてラップで包み、冷凍用の保存袋に入れ、しっかり空気をぬいて冷凍保存する。(日持ち:約3週間)