エビの基本
エビとは
世界中には3000種類ものエビがいますが、その中で食用にするものは20種ほどです。主に、甘エビ、ボタンエビ、車エビ、伊勢エビ、桜エビ、バナメイエビ、ブラックタイガーなどがあり、料理などによって使い分けます。
【美味しいエビの選び方】
・鮮やかな色のもの
・殻にかたさがあるもの
下ごしらえ
背わたの取り方(殻付きの場合)
殻付きのまま茹でると、身が縮みにくく、旨味も流出しにくくなります。
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1.エビを手で持ち、背側の真ん中あたり(尾から2・3節目)に竹串を刺す。
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2.背わたをすくい取るように引っかけて、ゆっくりと引き抜く。
(途中で切れてしまったときは、別の節と節の間に竹串を刺し、同じように取り除く。)
殻のむき方
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1.エビの足の間に人差し指と中指を入れる。
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2.エビを回しながらぐるりとむく。
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【尾をつけたままの場合】
尾と尾から1節目が取れてしまわないように、しっかり押さえ、同じように優しくむく。
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【全てむく場合】
先程と同じようにぐるりとむき、尾の先を優しく引っ張り、尾のからも全てむく。
動画でもわかりやすく解説
背わたの取り方(殻なしの場合)
むきエビや、エビフライ、エビをたたいて使う料理などにおすすめです。
背わたがしっかり見えるので、きれいに取れます。
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1.殻をむいたエビの背に、包丁で浅く切り込みを入れる。
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2.包丁でかき出す。
臭みと汚れの取り方
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1.ボウルに背わたを取ったエビ、片栗粉、水、塩を入れ、よく揉み込む。
(エビ10尾に対して、片栗粉大さじ2、水大さじ2、塩小さじ1/2ほど) -
2.よく水で洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取る。
切り込みの入れ方
エビフライや天ぷらなど、丸まらず、真っ直ぐにしたいときは切り込みを入れます。
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1.殻をむき、背わたを取ったエビの腹側に、深めに4~5カ所ほど切り込みを入れる。
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2.ちぎれないように軽く引っ張り、伸ばす。
保存方法
冷凍保存する方法
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1.下ごしらえしたエビを小分けにしてラップで包み、冷凍用の保存袋に入れ、冷凍保存する。(日持ち:約2~3週間)