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長芋の基本

長芋

長芋とは

長芋は、春と秋の年に2回旬を迎える、食物繊維、ビタミンC、カリウム、ビタミンB1などが含まれている野菜です。

【美味しい長芋の選び方】
・ひび割れや傷がなく、ハリとツヤのあるもの
・ずっしり重みのあるもの
・カットされているものは、なるべく太く、切り口が白いもの

山芋と長芋の違い

山芋は、「山芋」という品種があるのではなく、長芋、大和芋(関東:いちょう芋、関西:つくね芋)、自然薯などのヤマノイモ科に属している芋の総称です。
「長芋」は、細長い形をしていて、粘り気は少なめでシャキシャキとした食感です。「大和芋」は、扁平でいちょうの葉のような形の「いちょう芋」、丸くごつごつした形の「つくね芋」などがあり、粘り気は非常に強く、すりおろしたりするととろみが強く出ます。「自然薯」は日本に古くから自生している山芋で、大和芋よりも強い粘り気があります。
これらは、栄養価に大きな違いはありません。

下ごしらえ

皮のむき方

  • 【ピーラーを使う場合】

    【ピーラーを使う場合】

    必要な長さに切り、縦に皮をむく。

  • 【包丁を使う場合】

    【包丁を使う場合】

    必要な長さに切り、切り口を下にして置き、包丁で皮を切り落とす。

切り方

すりおろす

長芋はすりおろしてとろろにするのもおすすめです。

  • さっと洗って皮をむき、おろし金などですりおろす。

たたく

  • 1.さっと洗って皮をむき、ポリ袋に入れる。
    ※大きい場合は縦に1/2~1/4に切る。

  • 2.まな板の上にのせ、めん棒などでたたく。

変色を防ぐ方法

なぜ変色してしまうのか?

長芋には、「ポリフェノールオキシターゼ」という酵素があり、酸素と反応して「酸化」することで変色してしまいます。

おろし器は金属製でないものを使う

金属のおろし金を使うと、おろし金の金属イオンと反応し、「酸化」するので変色してしまいます。

お酢を加える

カットしたものは、酢水(水1Lに対し酢大さじ1杯程度)につけ、すりおろしたものには、酢を2~3滴入れるといいでしょう。

保存方法

冷蔵保存する場合

  • 切り口をキッチンペーパーで覆い、その上からラップで包み野菜室で保存する。(日持ち:約1週間)

冷凍保存する場合

カットしたりすりおろしたりして冷凍保存すると、使いやすいので便利です。

  • 【カットして保存】

    【カットして保存】

    1.お好みの切り方にカットして、酢水に10分つけ、水気をキッチンペーパーでふく。

  • 2.重ならないように、冷凍用の保存袋に入れ、冷凍保存する。(日持ち:約1ヶ月)

  • 【すりおろして保存】

    【すりおろして保存】

    すりおろして酢を数滴入れ、1食分ずつ冷凍用の保存袋に入れ冷凍保存する。(日持ち:約1ヶ月)

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