ほうれん草の基本

ほうれん草とは
ほうれん草は、11月~2月頃に旬を迎える、β-カロテン、ビタミンE、ビタミンK、葉酸や鉄が豊富に含まれている緑黄色野菜です。
 
 【美味しいほうれん草の選び方】
 ・葉先までピンと張っているもの
 ・葉の色が濃く、葉肉が厚いもの
 ・根元が赤く、みずみずしいもの
洗い方
ふり洗いする
きれいそうに見えるほうれん草も根元に土が残っていることがあるので、しっかり洗いましょう!
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1.根元を少し切り落とす。
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2.根元の部分に1cm程の深さで十字に切り込みを入れる。
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3.水を張ったボウルの中で、根元を広げ、指でこすりながらよく洗う。
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4.水を取り替え、茎の方と葉の方それぞれをふり洗いする。
 
茹で方
鍋で茹でる場合
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1.鍋にたっぷりお湯を沸かし、塩を入れる。(お湯1Lに対し、小さじ1程度の塩)
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2.ほうれん草の葉を手で持ち茎だけを湯に浸け、先に30秒ほど茹でる。
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3.ほうれん草全体を沈め、30秒ほど茹でる。(途中で1度上下を入れ替える。)
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4.茹で上がったらすぐに冷水(夏場は氷水)にとり、中までよく冷やす。
【ポイント】すぐに冷やすことで、火の通り過ぎを防いだり、きれいな色を保ったり、あくを抜いたりする効果があります。 -  

5.冷めたら水から上げ、根元を揃えて水気をしぼる。
 
電子レンジの場合
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1.洗ったほうれん草(1束)の水気を軽く切り、ラップで全体を包み、電子レンジ(600W)で1分30秒加熱する。
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2.加熱し終わったらすぐにラップを取り、冷水(夏場は氷水)に5分以上さらす。
【ポイント】電子レンジの場合はシュウ酸が残りやすいので、少し長めに水にさらすと◎ -  

3.冷めたら水から上げ、根元を揃えて水気をしぼる。
 
切り方
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1.料理に合わせた長さに切る。
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2.水気を絞る。
【ポイント】切った後は水気が出やすいので、もう一度しっかりしぼると◎ 
保存方法
冷蔵保存する場合
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【丸ごと保存】
傷んでいる葉(黄色く変色している葉)があれば取り除く。濡らしたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて口を軽く締め、野菜室に立てて保存する。(日持ち:約1週間)
【ポイント】横に寝かせて保存すると、エチレンガスが放出され鮮度が落ちやすくなるため、立てて保存した方が◎ 
冷凍保存する場合
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【生のまま保存】
1.キッチンペーパーできれいに洗ったほうれん草の水気をとる。
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2.食べやすい大きさ(3~4cm)に切り、パーツ(根元、茎、葉)にわける。
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3.パーツごとに小分けにしてラップで包み、冷凍用の保存袋に入れ、冷凍保存する。(日持ち:1ヶ月)
【ポイント】根元は風味が豊かなので、捨てずに味噌汁の具材などに使うと◎ -  

【茹でてから保存】
1.ほうれん草を上記「茹で方」の工程参照し硬めに茹でる。
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2.食べやすい大きさ(3~4cm)に切り、水気をよくしぼる。
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3.小分けにしなるべく塊にならないようにラップで包み、冷凍用の保存袋に入れ、冷凍保存する。(日持ち:1ヶ月)
 
 


