ごぼうの基本
ごぼうとは
ごぼうは、10~12月頃(新ごぼうは4~6月頃)に旬を迎える、食物繊維、ミネラルが比較的豊富に含まれている野菜です。
【美味しいごぼうの選び方】
・太さがある程度均一で、太すぎないもの
・表面にしわがなくひび割れていないもの
・ひげ根が少ないもの
洗い方
包丁の場合
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1.手で泥をよく洗い落とす。
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2.包丁の背で皮を軽く削ぐ。
【ポイント】皮を剥きすぎると風味や栄養がなくなってしまいます。
包丁以外の場合
アルミホイルやたわし、排水溝や三角コーナーの水切りネットなどを使います。
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ごぼうに流水を当てながら、アルミホイル(たわしまたは水切りネットなど)をクシャクシャに丸めてこすりながら洗う。
洗いごぼうの場合
ある程度泥や汚れが取りのぞかれているのでサッと洗えば使ってOKです!
切り方
ささがき
ささがきとは、鉛筆を削るようにそいでいくやり方をいう。
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1.細いささがきにしたい場合は縦に切り目を入れる。
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2.しっかりとごぼうを持ち、回しながら鉛筆を削るように包丁(ピーラー)で薄く削ぐ。
※切ったごぼうはあく抜きをするため、水を張ったボウルの上でやるといいでしょう。
動画でもわかりやすく解説
斜め切り
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斜めに包丁を入れ、料理に合わせた厚さに切る。
千切り
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1.薄い斜め切りにする。
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2.少しずつずらして重ね、端から細く切る。
その他の切り方
あく抜き
水(酢水)にさらす
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1.水を張ったボウルにごぼうを入れ、5分程さらし、あく抜きする。
※風味を生かす場合は30秒くらい、クセを和らげたい場合は5分くらいさらします。
(酢水の場合ボウルに1Lの水に対して大さじ2の酢で2分程) -
2.さらせたら、ザルにあげて水を切る。
保存方法
常温保存する場合
泥ごぼうは鮮度を保ちやすく、比較的長く風味を楽しめます。
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【泥ごぼう】
新聞紙で包んで常温保存する。(日持ち:涼しい時期は約1ヶ月)
冷蔵保存する場合
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【泥ごぼう】
新聞紙で包んで冷蔵保存する。(日持ち:約2ヶ月)
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【洗いごぼう】
ラップで包んで冷蔵保存する。(日持ち:1~2週間)
冷凍保存する場合(茹でてから保存)
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1.切ったごぼうを酢水に浸けて、ざるにあげ、しっかり水気をきる。
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2.沸騰したお湯に塩を入れ軽く茹でる。(目安:ささがきなら1~2秒、薄切りなら1分)
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3.ザルにあげて冷ます。
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4.冷めたら小分けにしてラップで包み、冷凍用の保存袋に入れ、冷凍保存する。(日持ち:約1ヶ月)