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なすの基本

なす

なすとは

なすは、5~10月頃に旬を迎える、90%以上が水分からできている野菜です。カリウム、ポリフェノール(ナスニン)、食物繊維が含まれています。

【美味しいなすの選び方】
・表面にツヤがあり、ハリのあるもの
・ヘタやガクがしっかりしていて、トゲがしっかり尖っているもの(最近ではトゲのないものもあります)
・ずっしり重みのあるもの

ヘタ・ガクの取り方

ヘタ・ガクを両方取る場合

  • 1.ヘタの部分を包丁で切り落とす。

  • 2.手でガクを取り除く。

ガクだけを取る場合

料理によっては、ヘタを残してガクだけを取る場合もあります。

  • 1.ガクとヘタの間あたりに1周切り込みを入れる。

  • 2.手でガクを取り除く。

動画でもわかりやすく解説

切り方

隠し包丁

隠し包丁とは、食材の目立たない部分に包丁で切り込みを入れることです。隠し包丁を入れることで、火の通りがよくなり、また、味が染み込みやすくなります。

なすの場合は、格子状に切り込みを入れます。

  • 1.ヘタを取り、縦半分に切る。

  • 2.切り口を下にし、皮目に包丁で端から斜めに5mm幅ほどの切り込みを入れる。

  • 3.なすの向きを変え、格子状になるように2と同様に切り込みを入れる。

  • 4.できあがりはこちら。

動画でもわかりやすく解説

その他の切り方

あく抜き

あく抜きは必要?

なすはあくが強いため、独特のえぐみがあり、また、切った後放置していると変色してしまいます。そのため、生で食べる場合はあく抜きをした方がいいでしょう。
しかし、炒めたり揚げたりする場合は必ずしもあく抜きの必要はありません。また、あく抜きで長時間水にさらしていると、水溶性の栄養素が流失してしまうので、さらしすぎには注意が必要です。

  • 【水にさらす場合】

    【水にさらす場合】

    お好みの切り方に切り、水を張ったボウルに10分ほどさらす。
    ※このとき、塩を加えて塩水(塩分濃度は1%以下)にすると、短時間であく抜きでき、変色防止にもなります。

  • 【塩をまぶす場合】

    【塩をまぶす場合】

    1.お好みの切り方に切り、切り口に塩をふり、2~3分おく。

  • 2.あくを含んだ水分をキッチンペーパーで拭き取る。

保存方法

常温保存する場合

なすは低温や乾燥に弱いので、室温が15℃以下のときは常温保存が向いています。

  • 1個ずつラップで包み、常温保存する。(日持ち:約3日)

冷蔵保存する場合

室温が15℃を超えるときは、冷蔵保存しましょう。

  • 1個ずつラップで包み、ジッパー付きの保存袋に入れ野菜室で保存する。(日持ち:約10日)

冷凍保存する場合

なすは冷凍するとやわらかくなるため、煮物などに向いています。

  • 【丸ごと保存】

    【丸ごと保存】

    1個ずつラップで包み、冷凍用の保存袋に入れ冷凍保存する。(日持ち:約1ヶ月)

  • 【カットしてから保存】

    【カットしてから保存】

    お好みの大きさに切ってあく抜きをし、キッチンペーパーで水気を拭き取る。冷凍用の保存袋に入れ、冷凍保存する。(日持ち:約1ヶ月)

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