さばの基本
さばとは
さばは、ミネラルの一種であるセレンやDHA、EPA、ビタミンB群などを含む魚で、日本では真さばとごまさばが獲れます。
【美味しいさばの選び方】
■1尾丸ごと
・目がキレイに澄んでいるもの
・硬くハリがあるもの
■切り身
・皮がピンと張って、シワがないもの
・身が全体的にふっくらしているもの
さばの主な種類
真さば
真さばは、秋~冬頃に旬を迎える、日本でとてもよく知られているさばです。背部は青緑地に黒色の模様があり、腹部は銀白色なのが特徴です。
塩焼き・味噌煮・フライ・酢締め(しめさば)などにおすすめです。
ごまさば
ごまさばは、真さばと比べると脂が少なく、1年を通してあまり味が変わらないので、一年中おいしく食べられます。また、真さばよりも切ったときの断面が円形なので「丸さば」とも呼ばれています。腹部にごまを散らしたような模様があるのが特徴です。
塩焼きや味噌煮、フライなどにおすすめです。
下ごしらえ
臭みを取り除く
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【焼く・揚げる場合】
1.水でしっかり洗う。
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2.塩、酒を振って、冷蔵庫に入れて15分ほどおく。
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3.キッチンペーパーで水気を取る。
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【煮る場合】
1.皮側に十字に切り込みを入れる。
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2.熱湯を回しかけ、全体が白っぽくなるまで待つ。
※さばが隠れるほど熱湯をそそぐ。 -
3.冷水にとり、汚れやヌメリを取るように優しくなでる。
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4.キッチンペーパーで水気を拭き取る。
保存方法
冷凍保存する方法
さばは、魚の中でも特に傷みやすいため、買った日に使わない場合は冷凍保存しましょう。
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1.塩を振り、冷蔵庫に入れて10分ほど置いておく。
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2.キッチンペーパーで水分を拭き取る。
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3.一切れずつラップでぴったり包み、冷凍用の保存袋に入れる。金属バットの上に置き、急速冷凍させる。(日持ち:2~3週間)
※煮物に使う場合はラップで包む前に皮側に十字に切り込みを入れておく。